芹澤知先生による「秘め婿」の感想を綴っていきます。邪馬台国を舞台とした壮大な歴史スペクタクルロマン!!!幼馴染みとの美しい恋模様が描かれていています。これが1冊でまとまっているなんて信じられない。満足度の高い作品です。

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作品情報
| タイトル | 秘め婿 |
| 作者 | 芹澤 知 |
| 出版社 | 双葉社 |
| レーベル | マージナルコミックス |
| 発売日 | 2024.10.10(新装版発売日) |
あらすじと登場人物
大好きな幼馴染・シキを邪馬台国の祭りの贄にされてしまった少年・ヤマト。その喪失感から流浪に生きてきたヤマトだったが、十年後、シキとの再会を果たす。 しかし、シキは国を統べる王・卑弥呼となるべく人ならざる力を引き継いでおり、その力を保つためには純潔であらねばならなかった。「お前を守るためなら奴隷にだってなってやる 俺は生きてシキの傍に居たい」今度こそどんな形でもシキから離れまいと宮中に入ったヤマト。一方のシキは今まで封をしていたヤマトへの想いから心が乱れ――。 宮中唯一の男従者×純潔を貫く神の妻、圧倒的筆力で描かれる禁断の運命。
(双葉社公式サイトより引用)
主役カップル紹介
攻め ヤマト
ムラ長(オサ)の息子。幼馴染のシキが大好き。
ムラのこどもたちにいじめられるシキをいつも守っている。
シキがムラの中で一番可愛くて賢いと思っている。
「俺結婚するならシキがいい」
受け シキ
目の色も肌の色も人と違うため小さい頃から村では鬼子として気味悪がられていたが、幼馴染のヤマトだけは自分に優しかった。
一度見た空の色や雲の形は全て覚えており天候を予想できる。
巫女様に祭りの贄として選定される。
「二度と俺の前に現れるな」
人々から信仰の対象とされ「人ならざるもの」となったシキは人として恋をすることは許されません。しかしヤマトに惹かれる心を抑えられなくなります。それ故に神託を受けることができなくなり、このままでは民を救うことができないと苦しむことになります。ヤマトはそんなシキを「卑弥呼」から解放してあげたいと思うようになるのです。
感想
私が芹澤知先生を知るきっかけになった作品です。歴史が大好きな私は邪馬台国の卑弥呼を題材にした作品というだけで興味を持ちました。しかも弥生時代という歴史の中でも不明なことが多い古代日本史を題材に描くのは普通の歴史漫画としても難しいのではないでしょうか??それをまさかBLで??!!正気ですか???と思いました。読みはじめたら好みドンピシャ。邪馬台国の卑弥呼の名前は誰しもが知るところではありますよね。実はあの卑弥呼は代々受け継がれる「役職」で、代わりが必要になると祭りで選ばれた子供を巫女候補として教育し、血を分け、充てがってきたというのです。そして継承者が男性の代もあった…というロマン溢れる設定。この設定だけで拍手をしたくなります。卑弥呼が不老不死と言われた所以も頷けます。いやこれ映画か何かですか?と思いました。ストーリーだけでなく背景や衣装や装飾に至るまで綺麗!!絵がすごく臨場感があって素敵なんです。

表紙と中身の画力に差がある漫画はたまにありますが、芹澤先生はそんなことないんですよね。丁寧で細かい描写がそのまま最後までいきます。もはや恐ろしい!!!
幼馴染から主従へと形を変えていく主人公2人にも目が離せません。初めて結ばれる場面もとにかく美しい~~!!!欲を言えばもっと2人が結ばれてからのお話も読みたいし、もっとイチャイチャしてるのも見たい。今後がどうなっていくのか気になるところです。1冊でとても満足感がある作品です!
まとめ
今回は芹澤知先生の「秘め婿」の紹介でした。邪馬台国の卑弥呼となって生きる幼馴染と彼を支える従者の美しい恋模様が描かれています。壮大な歴史スペクタクルロマン!!これが1冊で綺麗にまとめられているなんて本当に信じられない。満足度が高い作品ですので是非読んでみてください!!

